日なたと木陰

木陰で立ち止まって一休み。ちょっと考えることや、どーでもいいことなど

映画“そして父になる”を見て父はこう思った。感想など ※ネタバレ少しあります。

少し前にレンタルが開始されたので見ました。

映画「そして父になる」公式サイト映画「そして父になる」公式サイト

映画は好きなので妻と二人暮らしの時はレイトショーを良く見に行きましたが、子供ができてからレイトショーという訳にも行かずめっきり見に行かなくなりました。最近はレンタルばかりです。映画って、子連れでは非常に行きづらいです。

そもそも映画って料金が高いと思います。

レンタルビデオって数百円(全員で数百円)で、トイレ休憩も自由にできるし、食事もできる。
に対して映画って1,800円×人数(子供は1,000円?)です。

もちろん音響とか大画面であるとか、聴衆の一体感だとか、NO映画泥棒のあの人に会えるとかいろいろありますけど、一般庶民には決死の覚悟が必要な料金体系です。

なので我が家では、これは映画館で見たい!という作品以外はレンタルです。

ここから少しネタバレがありますので、これから見ようと思われている方はご注意下さい。

父はこう思った。

野々宮良多(福山雅治)が病院から子供の取り違えを告げられた帰り道、「やっぱりか・・・。」(正確ではないかもしれません。)というような事を言います。

後に奥さんであるみどり(尾野真千子)とそれについて激しく口論になります。

「子供が優秀ではないのは自分の子供ではなかったからって思ったんでしょ、あなたは!絶対に許さない!」というような事を奥さんは言います。

父となって数年経つ私としては、これに違和感がありました。

私は子供が生まれてから今まで、何度もそっくりだねって言われました。
不思議と顔が毎日ではないにせよ成長過程で微妙に変わっていき、妻に似ている時期、私に似ている時期があります。

また、顔ではない部分にもそっくりな部分があります。

私が最初に間違いなく自分の子であると確信したのは、出産に立ち会った次の日です。(余談ですが、出産にはぜひ立ち会われる事をお勧めします。)

爪の形が私と同じことに妻が気が付きました。生まれたての赤ちゃんに爪が生えている事にも感心しましたが(それまで赤ちゃんの爪について考えた事がなかったです。)、同時に遺伝子恐るべしと思いました。

女性は自分のお腹から子供が出てくる訳で、100%自分の子供であるという確信があると思います。
一方男性は、自分の体の中から子供が出てくる訳ではなく、100%の確信を持つことができません。(妻を疑っているとかそういう話ではありません。)

私のように、爪が自分のと似ている、子供をじっと見つめるとなんとなく自分の顔を鏡で見ているような気分になる、しぐさや、性格に似ている部分がある、など後付けで間違いなく自分の子だと思う瞬間が積み上げられていきます。また、周りからも(特に両親から)あんたの小さい時にそっくりやね。と何度も言われ、確信をさらに強固なものへと変えていきます。

おそらく野々宮良多(福山雅治)はずっと疑問に思っていたのかもしれません。(俺と全然似てない。絶対に妻は浮気していないと思うが、なぜ俺に似ていない?)

という流れでの「やっぱりな・・・。」だったのかもしれません。

と父は思ったよという話でした。

最後までお読み頂きありがとうございます。