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日なたと木陰

木陰で立ち止まって一休み。ちょっと考えることや、どーでもいいことなど

家は資産か負債か消耗品か?中古マンションリノベーションに暮らしていて思うこと。

中古マンションリノベーション 暮らし

http://www.flickr.com/photos/12281432@N00/115524744
photo by Rsms

※この記事にタイトルの件について明確な答えはありません。

時々過去に書いた記事が急に読まれる事があります。

ちょうど最近だとこの記事です。

hinatakokage.hatenablog.com

新生活の時期なのでこういうのが気になる方が多いんですかね?わかりません。

という訳で最近思うことを書いてみます。

以前から、家を買う際によく見かける、家は資産か負債か?という議論について、何となく違和感がありました。

良く言われるのは、家を買って自分が住むということも不動産投資の1つだそうです。

不動産を購入し、そこに誰かを住まわせて家賃収入を得るという方法がありますが、自分が住んで自分に家賃を支払っているんだという考え方です。これは確かに自分で資産を持っているという感じがします。

その逆で負債だという考え方。ローンを組んで、住宅を購入する。転勤のリスク、災害や火災などで家を失うリスク、売りたくなってもすぐに売れるとは限らない流動性のリスク、子供ができたとして最初は部屋が多く必要だが最後は妻か自分が死んで一人暮らしになる、つまり必要な平米数とか部屋数は変化するのに購入したら一定の広さにずっと住まなければならない点に無駄があるという考え方。賃貸なら必要なタイミングで、必要な広さに引っ越せばいい。更に家を買ったとたんに転勤を言い渡されるなんていうのも良く聞く話です。恐ろしい。

専門家の方が言われている事なので正しいのかもしれませんが、私は何となく家はかばんや靴なんかと同じで消耗品じゃないのかな?と思う事もあります。

おそらくそう思う理由の1つは、私が中古マンションをリノベーションして暮らしている事が関係しているのかも知れません。

私が購入した中古マンションは、購入した時点で築35年のマンションでした。立地は良く、南向きで日当たりも良し、全面リノベーションしているので家の中は新築と同じです。住宅設備は周辺の新築住宅より良いものを入れています。それで金額は新築で購入した場合の半額以下です。

まぁこれはポジショントーク的になってしまうのですが、例えば4000万で新築の家を購入するなら中古マンションリノベーションなら2000万円で購入できるということになります。(←例えばの話です。)以前の記事にも書きましたが、家を買ったら幸せになれる訳ではありません。家は巣です。巣を作って、そこでどうやって暮らすか、どう暮らせば幸せなのかという事の方が大事です。なので私はあまり家を全力買いする事はしませんでした。他の方を価値観を否定している訳では決してありませんが、私にとっては重い住宅ローンを背負って、夜遅くまで働いて、せっかく買った家に帰って疲れて寝るだけ、という生活に魅力を感じられませんでした。それなら中古でもいいので賃貸で払う家賃と同等かそれ以下で余裕を持って暮らしたいと思っていました。

今の家賃(住宅ローンの返済額)と住宅の価値を考えれば、割と良い線いってると思います。おそらく賃貸だったとしたら今の家賃でこの家には住めないだろうと思います。ではリスクは何があるのか。上の例だと金額にして2000万円違う訳です。それだけのリスクがあるんでしょうか?

私が把握しているリスクはこんな感じです。

・中古マンションなので住民の高齢化が進んでいる。

・マンションの躯体があと何年持つか不明。躯体とはマンションの建物自体のことです。(35年ローンを組んだとして、35年住めるのか不明。)

・一部モラルの欠けた人が住んでいる。

・マンションに同じ年代の家族が少ない。(考え方によっては良い点でもある。)

・建て替えになった場合、リフォーム代が無駄になる?(今の法律では建て替えは難しいようですが、法律は変わるので何とも言えません。)

あくまで私が把握しているリスクということで、中古マンションだからという訳ではないリスクも含まれています。隣人は戸建であろうがマンションであろうが、新築であろうが中古であろうが関係ありません。高級住宅地でも変な人は住んでいるかもしれません。

一応私と妻の考えとして、娘が成人するまでは住めるだろうと思っています。上手く行ってこのまま私たちが死ぬまで住めたらこの選択は正しかったと言えると思います。

逆に建て替えとか、震災で住めなくなったとか、何かあった時には賃貸にしておけば良かったとなるかもしれません。その辺が不確定要素です。

あともう1つは立地は大事だという事です。かなりざっくりとした考え方ですが、少子化で人が少なくなった時、都市部に人が集まってくるんじゃないかと思っています。外から徐々に人が少なくなっていく感じです。人も少なくなって、値段も落ち着いて来たらやっぱり便利な場所に住みたい人が多いんじゃないでしょうか?

そうなると住むのに便利な場所だったり、もともと人が多く住んでいる場所というのは有利かなと思います。イオン撤退に泣く事もありません。小さなお店が沢山あります。

これは田舎がだめだと言っている訳ではありません。地方都市でも人の集まっている地域と過疎化が進んでいる地域があると思います。どちらかというと私は、人が集まっている地域に住む方が今後安心できるんじゃないかと思っています。

家を安く購入する方法として、都心からかなり離れた場所に新築戸建を購入するという方法も考えましたが、このような理由から立地の良い場所に住むことを選びました。

住んでいる自分としては投資とか負債とかいう感覚はありません。毎日使って消耗している感覚です。

で、最終的にはこれなんですが、結局今の家に住んでいてどうやねん?と聞かれたら幸せですと答えます。自分たちの考えたさいきょうの巣があるっていうのは良いです。居心地が良いので外出する頻度が減ります。しかし問題もあって、妻と私の考えたこのとっておきの巣を娘は気に入っていないようです。「どんな家が良い?」って聞くと「ピンクの壁のおうちが良い!」って言ってます(笑)娘よ、それは自分が巣を作る時にやってくれ。