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日なたと木陰

木陰で立ち止まって一休み。ちょっと考えることや、どーでもいいことなど

決して私を叩かない方針だった父の話と、一度だけ叩かれた私。

子育て 考え方

忙しいアピールするのもアレなんですが、ここのところ仕事が超絶忙しく、まだ落ち着きません。
辛うじて関心のあるブログやニュースを読んだり、amazonビデオで映画を少し見るくらいで、ブログを書く時間が減っています。そんな感じなのですが、父の日が近いので、父親の話を。

もう過ぎた話なのかもしれませんが、お父さんが躾の為にお子さんを山に置いて帰るという報道がありました。躾と言っても家庭それぞれなのですが、私の父の躾に関する話です。

Father


私の父は、祖父から大変厳しく育てられたらしく、よく叩かれたようです。
そんな父は暴力で躾けられるのが嫌で、私を育てる時に決して叩くまいと決めていたそうです。
小さい頃、父に言われました。言葉はそのままなのでちょっと汚い表現ですが、

「犬畜生じゃないんやから、叩かんでもわかるやろ?」

と言って注意されました。と言っても基本的に父が叱る事は無く、母がガミガミ言う係で、父はフォロー係でした。これは仕事が忙しく家にほとんどいない父が叱ってばかりだと子供に嫌われてしまうかも知れないという母の配慮だったようです。

そんな父に一度だけ叩かれた事があります。

高校生の頃、自分の命を軽く扱うような危険なことをした事がありました。それを知った父に平手打ちで叩かれました。
これが私の「親父にもぶたれたことないのに!」と言えなくなった瞬間の出来事です。

自分がちゃんとした大人に育ったのかどうかはわかりませんが、色々な問題を抱えつつもそれなりに自分で働いて稼いだお金で生活し、周囲の皆さんのお世話になりつつ生きています。

父と母の子育て方針は受け継がれ、私も娘を躾として叩いた事がありません。妻が基本的に娘と過ごす時間が長いので、ガミガミ言う役を担当してくれています。私は基本フォロー役で、ここぞという時に叱るようにしています。


“北風と太陽”という話があります。有名な話ですがご紹介します。

あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。
まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
これで、勝負は太陽の勝ちとなった。

引用元:北風と太陽 - Wikipedia


この話は“躾”の話と通じるものがあって、実力行使に出て相手を思い通りに動かそうとするか、相手の自発的な行動を促すかという違いがあります。

躾というのは子供に生きる力を養って貰う為に親が軌道修正することだとすれば、太陽のように指導する必要があると思います。

実力行使でも、ある程度までは思い通りにコントロールできるかもしれませんが、風当たりが強くなれば子供は旅人のように上着をぎゅっと握りしめて抵抗するかもしれません。そして子供の成長と共に、抵抗する力は強くなってくるのだと思います。

最も効果があるのは、子供にしまった!と気づかせて、自分で正しい行動ができるようにすることです。(こんな事を書くのは簡単ですが、実行するのは難しいです。)

もちろん、毎日の生活では時間も限られているのでつい「早く準備しなさい!」「おやつそんなに食べてごはん残したら怒るよ!」「トイレ今のうちに行っておきなさい!」とか言ってしまうんですよね・・・。


理想と現実。