日なたと木陰

木陰で立ち止まって一休み。ちょっと考えることや、どーでもいいことなど

妻から言われて、家事をもっとやろうと決心した一言

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photo by jazzijava


先日、とある事がきっかけで私が家事をもっとやろうと思ったのはいつだったろうか?と考えました。
このブログを購読して頂いている方はご存じかも知れませんが、私はもともと家事が全くできませんでした。


家事を全くしなかった夫が家事をするようになった話 - 日なたと木陰


結婚してから少しづつ家事をするようになりましたが、妻から言われたあることがきっかけで家事に対する考え方が大きく変わりました。
今回はそんな話をしたいと思います。

話は子供が生まれる前まで遡ります。






妊娠中の妻は、大変そうでした。
お腹は大きくなりお腹の皮膚はひび割れ、横を向いても上を向いても腰が痛いと言う妻。
子供がお腹の中で育っているという事は嬉しいことなのですが、妻の体が悲鳴を上げているのも事実でした。
お腹にベビーオイルを塗り、腰をマッサージする毎日。
こんな時、夫である私にできる事は限られていました。



ある時、妻は私に落ち着いた声で話しました。


「この子が生まれたら、この子にとってたった一人のお父さんになるんだよ。私にもしもの事があっても大丈夫なように、一通りのことは出来るようになってね・・・。よろしくね。」



もともと家事をする事は嫌ではありませんでしたが、それは妻の負担を軽減する為でした。
我が家は専業主婦の家庭なのでどうしても家事は「手伝う」という域を出ませんでした。

この言葉は心に響きました。
確かにその通りだ。もし妻に何かあって一人になったとしてもこの子は育てたい!そう思いました。
身内でも、他人でも奥さんが亡くなって途方に暮れる男性を見てきました。
例えば私のおじいちゃん。
おばあちゃんが死んでしまってから元気がなくなり、やがて痴呆が始まりました。
もちろん連れ添ったパートナーを失う事こそが本当のショックだと思います。
しかし子供が大きくなる前に妻が死んでしまう可能性もゼロではありません。
想像するのはそんなに難しい事ではありません。
そうなった時に家事を一通りこなせるかどうかは結構重要なように私は思いました。


家事は生きるために必要なスキル

今ではそんな風に考えています。
これは誰の仕事?おまえがやれ!なんて言う議論はひとまず置いておいて妻と、子供と、自分の為に家事をするという事なんだなぁと思います。
私の場合行動するときは誰かの為に、と思って行動する事が多いです。恩着せがましいかもしれませんが、自分の為によりも人の為に頑張る方が私は頑張れます。細かく言うと、誰かの為にやりたいと思っている自分の為にやる、という事なんですけどね。今でも本当にごくまれに一人になる事がありますが、一人になるとかつての私が蘇ります。あぁ何もしたくねー。息をするのもめんどくせぇなー・・・。いやネットだけは唯一めんどくさくねぇ~。(これ妻が死んでしまったら途方に暮れるパターンじゃないか?)


普段からしていると良い連鎖が起きる

家族全員の食糧ってこんなに重いのか、娘を幼稚園まで送るのはこんなに大変な事なのか(暑は夏く、寒は冬い、雨の日は大変、娘はどんどん重くなって思ったより自転車が前に進まない。)、夏場のアイロンはこんなにも汗でびしょびしょになるのか、トイレの便座の裏は、台所や風呂場の排水口はこんなに汚れているのか(汚い話すいません)、掃除したばっかりなのにもう食べ物をこぼしてる!などなど・・・これをいつもしてくれているのか・・・。

主婦業は大変です。

普段から家事をする事で行動が変わります。
洗濯ものを増やさないようにする、洗い物も増やさないようにする、できるだけ綺麗に使う、食器はできるだけ早く洗う(お腹いっぱいで苦しい時は放置しがちです。)など・・・。
妻に聞いていないのでわかりませんが、これらの行動は「こやつ解っておるな・・・。」と妻に伝わっていると思います。

せめて我が家ではワンオペにしない

今は一歩外へ出ればワンオペやブラック企業にぶつかる時代です。
当社では我が家では決してワンオペにはしません。
一人じゃない、誰かがヘルプに入ってくれる体制、これは精神的にかなり楽になります。

最後に

一度きりの人生、家事を押し付け合って一生を過ごすのか助け合って過ごすのか、どっちが良いですか?え?家事は外注に出す?正解です。いや、そうなんですけど、この二択ならどっちが良いですか?

私が死んだ時に妻がこの家事これからどーすんのよ!ってなったら私の勝ちかなと思っています。(勝負じゃない)

私はこんな感じでやってます。