「かぐや姫の物語」を見た後の"ちょっぴり切ない感じ"は、娘が嫁に行くときの感覚なのかなぁと思った。
ジブリの「かぐや姫の物語」が発売したそうです。これは家族で初めて一緒に見に行った映画なので個人的にとても思い入れのある作品です。
“嫁に行く”っていう表現自体が古いかもしれませんがご勘弁下さい。
竹取物語、かぐや姫のストーリーは皆さんご存知だと思いますが、かぐや姫が生まれて、凄い速さで美しく成長し、月へ帰る。これって親の気持ちそのものだと思いました。
子供ができにくかった私たち夫婦にとって娘は光り輝いて見えましたし、今も凄い速さで成長しています。そしていつかは手の届かない場所へ旅立って行くでしょう。行くのかな?そこは予定は未定ですね。
そんな事を考えると感動しつつも切なく、泣けてきました。
妻にこの話をすると「今からそんなことで泣いてたら本番はどうするの(笑)?」と笑われてしまいました。
涙腺が緩くなったのもあるのですが、緩むポイントが変わってきたように感じます。
例えばテレビ番組の“はじめてのおつかい”。
昔は子供ってかわいいよねーと微笑ましく見ていたのですが、今は夫婦で号泣。
ドーレミファーソーラシードー♪の明るい曲が使われているにもかかわらず、子供が一生懸命に頑張っている姿を見るともうダメです。
さあこうしている間にも娘と過ごす時間は少しづつ減っていっているのです。
今は早朝にこの記事を書いていますので寝ているんですけどね。
ネガティブに考えることもないのですが、確実に時間は過ぎて行っています。
家族で過ごす時間を大切にしよう。
これは嬉しい! 太田光が考えた『かぐや姫の物語』のキャッチコピー:小鳥ピヨピヨ“単純な感動じゃない。見終わったとき、ちょっと哀しい。”←そうそうこれこれ。DVD・ブルーレイ出たんですねー。
2014/12/08 18:06