あの夏、プールに行きたがらなかった娘のその後
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はてなブログを始めてから2年と少しが経過しました。
はてなブログのキャッチコピーは「書き残そう、あなたの人生の物語」ですが、2年ちょっとブログを書き続けていると自分の人生の物語を振り返ることができるようになりました。
2014年9月4日にこんなことを書いていました。
当時、娘がプールに行きたがらなくなってしまって、理由を聞いたら私との「顔浸けを見せる」という約束が重荷になっていたことが原因でした。
それから水泳教室に通うようになり、私とも季節を問わずプールに遊びがてら練習に行って、少しづつ泳げるようになりました。
1年前はこんな感じでした。すっかり水にも慣れて、水泳教室で泳ぐ技術は教わっているので、私は娘とプールで“水の中で泳ぐこと”を楽しむようにしました。
あれから2年・・・先日ついに通っている水泳教室のテストに合格し、補助具ありでクロールの25mを泳げるようになったようです。おめでとう!ありがとう!
子育てをしていると大変な事も多いのですが(最も私は外に働きに行く訳で、大変な事の大部分は妻が引き受けてくれているんですけど)、自分の人生を差し出す代わりに笑いと感動を与えてくれます。
ドラクエで例えるなら、後半になってからレベル1の仲間を入れると戦闘後にレベルアップの音が止まらない状態に良く似ていて、自分のレベルアップの音ははっきりとは聞こえなくなっていますが、娘のレベルアップの音はしょちゅう鳴っています。新しい「とくぎ」や「じゅもん」を覚えています。
親としては引き続き得られる経験値の高い何かを探しながら、娘が独り立ちするまで冒険の物語を楽しみたいと思っています。
結果がすべてではありませんが、努力を続けた結果、1つのハードルを越えることができましたのでご褒美をあげることにしました。いつもご褒美を与える訳ではありませんが、努力を続ければ成果に繋がり、時々はおいしい思いができることを知って欲しと考えたからです。大人になっても同じです。努力していつもおいしい思いができる訳ではありませんが、努力せずにおいしい思いをすることはできません。
という訳で娘には結果も素晴らしいがそこまでの努力こそが一番素晴らしいということを伝え、ご褒美は何が良いのかと聞いてみました。
私「・・・という訳で、ご褒美は何が良い?」
娘「やったー!じゃあアイス食べてパパと一緒にマインクラフトしたい!」
私「いいよ!」
私のイメージするご褒美と娘の要求に「ずれ」があったのでズッコケてしまいましたが、マインクラフトで一緒に遊ぶことがそんなにも楽しいのかと思うとマインクラフト様様です。
私「マインクラフトで何を作る?新しい家?トロッコの線路を伸ばす?」
娘「処理層」
※処理層・・・トラップをあちこちにアレしてゾンビとかの敵を自動的にアレして処理する建物のこと。敵を処理ってプロみたいで怖い。
私「・・・」
とりあえず娘にはゾンビをアレすることを「処理」と表現しないで欲しいとお願いしておきました。何と恐ろしい言葉なんでしょう。
笑いと感動の冒険はもう少し続きます。
つづく